活動レポート

未来のチカラ育成委員会 奈良工業高等専門学校「きららかセミナー」に協力

未来のチカラ育成委員会では12月7日(火)、奈良工業高等専門学校が地域におけるリーダーの育成支援のために2019年より 実施している"きららかセミナー"に講師派遣協力を行いました。 
"きららかセミナー"の本年度のテーマは、「リーダーシップと意思決定を学ぶ」です。
講演内容は下記のとおり。

1)【渋沢栄一氏の志】
2024年に紙幣のデザインが一新され、新しい1万円札の顔となる「渋沢栄一」。 17歳の時に"武士になる"という夢を実現させ、 その後、パリ万博で世界経済の発展を目のあたりにし、日本経済を豊かにするという"志"を持ち、 生涯で約500の企業の設立や経営に関与し現在の経済に大きな役割を果たした。 成功した起業家は必ず"志"が"夢"を超える瞬間を体験している。

2)【変化はチャンス】
コロナ前は、この起業家教育プログラムにおいて「もしドラえもんのどこでもドアが開発されたら、なくなる職業は?」と いう問いを受講生にしていた。 新型コロナウイルスの影響で、どこでもドアが開発されなくても無くなる企業や職業が現実として出てくる時代になった。 今までのあたりまえがあたりまでなくなる日が、もうやってきている。 そんな時代にたまたま20代前半を生きる君たちは、めちゃくちゃツイている! 今まであったものがなくなるということは、新しい「モノ」「サービス」が生まれるということであり、 まさに変化はチャンスの時代である。
具体例としてGoogle の"Google Glass"、マクドナルドのDXの取組み等変化の時代に新しく 生まれる(生まれようとする)「モノ」「サービス」の実例を紹介した。

3)【起業の実例】
「好きなことで起業する」サッカー選手本田圭佑氏のサッカースクール事業の実例を紹介。
「社内で起業する①」 ユニクロが2001年に取組んだ野菜販売で大きな損失を出した、現GU社長の大失敗からの 成功。失敗にも価値がある。
「社内で起業する②」 ロート製薬の社内ベンチャー制度により「廃棄プラスチックから生まれたサングラス」で起業された長岡さん の実例を紹介。会社の中で認められ、やりがいを感じておられる。会社員でありながら起業家でもある。 就活をするとき、自分のやりたいことをやらせてくれる会社であるかは、会社選びの大きなポイントであると思う。
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