活動レポート

起業の鉄則研究会

 平成24年12月8日(土)15時から甲南アセット大開ビル別館7階会議室にて講師ともで18名が参加し、本年度第8回目(7月は都合により休会)の企業の鉄則研究会が開催された。
 今回は人を中心としたテーマで質疑応答も活発に行われた。

◆第1部「経営者としての労働問題 ~最近の特徴的な動向から」
講師: MBAパートナーズ社労士事務所 代表: 清水 雅樹 氏

・プレゼンテーション(学)-アメリカ領事館での話から、かの国では自己紹介は最後に行われるとか。話は何分も続けるのではなく適度の緊張感をもって進めるべきもの。
 経営学は経営内部資源と外部環境をつなぐものである。 ハーバードのClayton M.Christensenによるイノべ―ションのジレンマ(技術革新が巨大企業を滅ぼす時)の紹介と持続的イノベーションと破壊的イのへ―ションについて――

・MBA―Master of Business Administration(経営学修士)を取るにあたり関学・玉田俊平太先生と出会う。破壊的イノベーション(経済成長の源泉)に興味を持つ。

・特定社会保険労務士―社労士の業務に加えて労働紛争の未然に防ぐなどの業務が加わる。

・日本の労働法特に整理解雇の4要件―①人員整理の必要性、②解雇回避努力義務の履行、③被解雇者選定の合理性、④手続きの妥当性について ・メンタルヘルス疾患をめぐる問題、並びに関連する判例・事例の紹介がさらっと行われた。

◆第2部「「プレゼンテーション」という切り口のビジネス
~ソーシャルネットワークの時代だからこそできる起業スタイル」
 講師: ㈱Smart Presen代表取締役: 新名 史典 氏

・製品等のハイエンドとローエンドに携わって来、ベンチャーに興味を持った。

・プレゼンは誰が言うかが重要で、欧米人に較べ日本人にはプレゼンの嫌いな人が多く、話し手と聞き手のミスマッチが多い。

・聞きたくない話として、①自慢話、②他人の悪口や愚痴、③特に興味のない話があげられる。

・従って、プレゼンは相手が聞きたいものを提供することにあり、双方向的であるが、主役は聴き手側である。

・陥りやすい落とし穴として、①使う言葉は皆が知っていると思ってしまうこと、②沈黙は怖いが一寸した間は大切、③提供側の情報は多いほうがよいが伝え方はシンプル・イズ・ベスト

・資料と説明のバランスが大切であり、話のうまさと流暢さは異なる。

・フェイスブックなどのソーシャルメディアの活用 ・総括として、人の心を読む努力が求められていると読み取れた一面がみられた。

 終了後近くの料理屋「雄司」において、10名が参加し恒例の食事会+忘年会と歓談の一時がもたれた。

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