活動レポート

未来のチカラ育成委員会 奈良工業高等専門学校「きららかセミナー」に協力

未来のチカラ育成委員会では1月6日(火)、奈良工業高等専門学校が地域におけるリーダーの育成支援のために2019年より 実施している "きららかセミナー"に講師派遣協力を行いました。
講義内容は下記のとおり。

1.起業家精神とマインドセットについて
○成功事例が持つ影響力
・奈良県出身 岡本和真選手のメジャーリーグ移籍
4年90億円規模の契約は、若者に「世界を目指す選択肢」の現実性を強く印象づけている。

・大谷翔平選手の影響
大谷選手の姿勢に刺激を受け、肉体改造を行いメジャーリーグ進出を果たした事例は、
「成功者の行動を学び、再現する」重要性を示している。

・孫正義氏の100億円寄付(東日本大震災)
社会に対する圧倒的な貢献は、次世代起業家に「事業で成功し、社会に還元する」という価値観を強く根付かせた。

2.起業の可能性とリスク
起業は社会に大きなインパクトを与える可能性がある一方で、リスクも伴う。
だからこそ、「今すぐ起業するかどうか」に関わらず、人生の選択肢として常に持っておくことが重要。
成功の可否は、タイミングとチャンスを掴めるかどうかに大きく左右される。

3.成功企業の事例分析
・クラシル
堀江裕介社長が29歳の時に立ち上げた料理動画サービス事業。
2024年に上場、時価総額は約500億円。
1社目のウーバーイーツ類似サービスは失敗したが、諦めずに再挑戦した点が成功要因。

・ソフトバンクの業績
2024年中間決算で純利益2.9兆円(日本企業として過去最高水準)。
主因はNVIDIA株の売却益であり、投資判断の重要性を示す好例。

・スリーコインズ
300円ショップ事業。
年2回実施される「拝啓社長制度」により、全社員がビジネスプランを提案。
現場の声を商品開発に反映し、急成長を実現。

4.新商品開発の発想法
① 逆転の発想術
・バーモントカレー甘口:辛いカレーが当たり前という常識を覆した。
・雪見だいふく:夏の定番だったアイスを冬商品として展開。
・BeReal:「映えるSNS」とは真逆の、"映えないリアル"を価値に。

② 足し算・引き算の法則
・折りたたみ傘:に携帯性を「足す」。
・蚊取り線香の渦巻き形状:燃焼時間を延ばす工夫。
・コイケヤの食塩不使用ポテトチップス:塩分を「引く」ことで健康志向に対応。

③ 掛け算の法則
・iPhone:iPod × 電話機能。
・パジャマスーツ:スーツ × パジャマ。

5.現代に求められる人材像
従来の体育会系中心の評価から、「自分で商売をやりたい意欲のある人材」へのシフト。
ビジネスプラン作成経験の重要性が高まっている。
大学入試においても、ビジネスプランや起業経験が評価対象となる傾向が見られる。

6.次回について
次回セッションにて、カードゲームを用いた掛け算発想法ワークショップを実施。
4人1組のグループ形式で、より実践的な演習を行う。
関西ニュービジネス協議会のビジネスプランコンテスト「関西ニュービジネスアワード」(11月14日開催予定)への 応募を検討してほしい。

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