活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を9月11日(水)15時50分~、神戸星城高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。 この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。 毎年神戸星城高校では、特進Sコース1年生の生徒に年間6回の授業を通じて"起業家マインド""起業"についてお教えしています。
第3回目となる今回の授業内容は下記のとおり。
○講義に先立ち、プレゼンテーション会が開催され、講師も見学しました。
講師から特に以下の点が評価されました。
・プレゼンテーション技術:初回にしては非常によくできていました。
・パワーポイントの構成や背景、個性的な表現が効果的でした。
・今後の社会人生活に向けた重要なスキル習得の機会として位置づけられました。
また、改善点も伝えられました。
・声の大きさと聞き取りやすさの向上が必要。
・最後列の聴衆にも聞こえる声量での発表を心がける。
・チーム内での役割分担の最適化(メインスピーカーとサポート役の明確化)。

●逆転の発想術
○成功事例の紹介
・スリーコインズ(3COINS):
5年間で店舗数2.7倍(約360店舗)、売上700億円以上を達成
社員提案制度「社長への企画書」を年2回実施
商品の高回転率により「行くたびに新しい商品がある」体験を創出
・バーモントカレー:
60年前に「甘いカレー」という逆転の発想で大成功
家族全員で同じカレーを食べられるというコンセプト
・冬のアイス商品:
ロッテが夏の定番商品を冬限定で展開
「雪見だいふく」など溶かしながら食べるアイスの開発
○商品開発手法の解説
・足し算の発想:既存商品に新機能を追加(折りたたみ傘の例)
・引き算の発想:要素を削減して新価値を創出(無塩ポテトチップスの例)
・掛け算の発想:異なる商品・サービスの組み合わせ(iPhone = iPod + 電話の例)

最後に、次回授業でのプレゼンテーションの準備(逆転の発想グランプリ)をするようにお伝えしました。
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