活動レポート

未来のチカラ育成委員会「出前講義『16歳からの起業塾』」

未来のチカラ育成委員会では1月31日(水)、滋賀県立膳所高校において 「起業家教育プログラム~16歳からの起業塾」を実施しました。
内容は下記のとおり。

講師:株式会社八戸ノ里ドライビングスクール 代表取締役/関西NBC副会長 谷岡樹
【変化はチャンス】
コロナ禍で、今まであったものがなくなり、新しいモノ・サービスが生まれている。 変化をピンチと捉えるのではなく、チャンスと捉える。=「起業家マインド」である。
【君たちはめちゃくちゃついている】
渋沢栄一は明治維新という大きな変化の時代に生き、たくさんの新しいモノ・サービスを生み出した。
その背景には「利に喩らず、義に喩る」という精神がある。利益だけを追い求めず、社会がよくなることも追い求めた。 渋沢栄一はたまたま変化の時代に生まれ、変化をチャンスに変えた。 君たち高校生も今、めちゃくちゃ変化する時代に生まれていて、チャンスがたくさんある、つまり「君たちはめちゃくちゃついている」。 それを忘れないでほしい。
【シンギュラリティ】
AIが人間の知性を超えていく、それは2029年と言われているが、実はもう来ている。 「自動運転」「ハリウッドのストライキ」「近畿大学の広告」などの例を挙げ、この変化こそがチャンスである、 君たちが生きている今は、今まであったものがなくなり新しいモノ・サービスが生まれる、「誰もがイーロンマスクになれる時代」 であることを説明した。
【ビジネスプランを作ってみよう】
新しいモノ・サービスを生み出すには、まず、ビジネスプラン=設計図が必要。 世の中は「既にあるもの」であふれている。そんな中で、新しいモノ・サービスを生み出すにはどうすればいい?
そこで今回、皆さんにビジネスプランを作るための3つの「アイデア発想術」を伝授する。
①「逆転の発想術」
既に存在する商品・サービスを「逆転の発想」でヒット商品に変えた、「バーモントカレー」「湖池屋プライドポテト芋まるごと」 「雪見だいふく」「クーリッシュ」「ピッコマ」を紹介。
②「バージョンアップの術」
既にある商品・サービスを新しい機能でヒットさせた「シャープペンシル」「蚊取り線香」を紹介。
③「掛け算の術」
既にある商品・サービスのいいところを掛け合わせる方法。まず、4.5人ずつのグルーブに分かれ、11~12枚のカードから2.3枚を使って 新しい商品を作り出すワークに挑戦。各グループから今までにない斬新な商品が発表され、講師も先生も驚きを隠せなかった。
【最後に 「利に喩らず、義に喩る」】
今日行った商品と商品を掛け合わせるワークは、普段コンビニに買い物に行っても自然にできること。この授業をきっかけに、 新しいモノ・サービスを生み出す発想を常に持てるようになっていただきたい。
また、この「アイデア発想術」は渋沢栄一のように、ただお金を儲けるだけではなく、「多くの人が幸せになる」ことに使ってほしい。
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