活動レポート

未来のチカラ育成委員会「出前講義『16歳からの起業塾』」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を12月22日(金)、神戸星城高校において実施いたしました。 「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。 この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。

今回は、主に前回のグループワークで考えたビジネスプランの発表を行いました。
はじめに、池端講師より、プレゼンをするにあたっての大切なことや、気をつけたらより良いものになるコツについて説明がありました。 『プレゼンの語源はプレゼント。 プレゼントのように、相手に喜んでもらうようにプレゼンをすること。 また、相手にわかりやすいように話すこと。 話し方、構成、内容は大事だけど、 もっと大事なことは「立ち居振る舞い」「見た目」「声の抑揚」です。』 というお話を、生徒達は真剣に聞いていました。
それぞれのビジネスプランの発表では、高校生でこんなプレゼンが出来るのか、と感心するほど完成度が非常に高く、 全班が試行錯誤しながら、聞く側にとってわかりやすいパワポ資料を作成したことが伝わりました。 ビジネスプランを作るきっかけとなった「困りごと」が、どんなときに、どこで、なぜ起こるのか?を考え、 ターゲット、経費、価格、宣伝方法などを説明しながら、解決するための商品やサービスについて 5分という限られた時間の中で講師の助言を即取り入れながら堂々とプレゼンする姿は、 高校生ではなくイチ起業家に見えました。
各班の発表後、講師が、それぞれのプレゼンに対して敬意を払いながら、もっとよくなるポイントをアドバイスすることでさらに理解が 深まったように思いました。 講師が投資家になり、これと思ったプレゼンに入札する場面では、自分以外の班の時にも笑い声や拍手をし、終始和やかな雰囲気となりました。 担任の先生からも、高校生ならではの発想が引き出せる、すごくいい発表だったとの感想をいただきました。
この発表で自分の困りごとがビジネスのアイデアに繋がること、 いろんなものを見ることや経験からビジネスの種を考えることは面白いということがお伝え出来たと思います。
続いて、2時間目の授業で行われた松下幸之助のエピソードをもう一度お話しました。 『松下幸之助は「あなたの会社は何の会社だ」と聞かれた時、「"人"を作ってる会社だ」と言われた。 物を売るのも作るもの大事だけど、企業とは"人"作りが大切なことだと言い続けてこられた。 皆さんが学生生活の中で経験するたくさんのことも、素晴らしい人作りに繋がっていくのです。』
最後に、何度もお伝えしている「自分も幸せになって、周りも幸せにしてほしい=起業家精神」という言葉で締めくくりました。 終始、先生方も真剣に聞いて下さっており、素晴らしい時間となりました。 S__21184598_0.jpg
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