活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では12月8日(金)、大阪府立大手前高校の選択制の集中セミナーにおいて 「起業家教育プログラム~16歳からの起業塾」を実施しました。
内容は下記のとおり。 

1)はじめに
講師の谷岡氏より「起業家とはどんな人か?」「本日の講師」「関西ニュービジネス協議会」について説明がありました。
世界一のお金持ちと言われるイーロンマスク。資産34兆円と言われているそんなお金持ちは社会を変えようと活動している起業家です。
本日講師を務める私は大阪府下卒業生数34年連続No.1の「八戸ノ里ドライビングスクール」の経営者で、イーロンマスクと同世代です。私が所属している関西ニュービジネス協議会では、高校生に起業家マインドを醸成する 事業と高校生のビジネスプランを表彰する事業「B-hack」を 行っています。本年度の「B-hack」では、君たちと同じ年代の生徒の水難事故にヒントを得たビジネスプランがグランプリを受賞しました。
2)変化はチャンス
コロナ前は、この集中セミナにおいて「もしドラえもんのどこでもドアが開発されたら、なくなる職業は?」と いう問いを 受講生にしていました。 新型コロナウイルスの影響で、どこでもドアが開発されなくても無くなる企業や職業が 現実として出てくる時代になりました。
2024年に紙幣のデザインが一新され、新しい1万円札の顔となる「渋沢栄一」。 17歳の時に"武士になる"という志をたて実現させ、その後商業の重要性に気づき生涯で 約500の企業の設立や経営に関与し現在の経済に大きな役割を果たしました。 "志"は起業家にとって最も重要な事柄のひとつです。渋沢栄一は、江戸時代末期の劇的な変化の時代にたまたま生まれた起業家です。 新型コロナウイルス等の影響で、今までのあたりまえがあたりまでなくなる日がもうやってきています。 そんな変化の時代にたまたま高校生として過ごしている君たちは、めちゃくちゃツイているのです。 "変化をチャンス!"だととらえることが起業家マインドです。
3)グループワーク
グループワークの前に、「ビジネスプランの3つの方程式」について説明しました。 カレールーで有名な「ハウス」を例に「逆転の発想術」、金鳥の「蚊取り線香」を例に「バージョンアップの術」を説明した後、 グループワークとして、13枚のカードを使って、3つ目の方程式「掛け算の術」を体験してもらいました。 グループで意見を出しながらカードを2枚、3枚と掛け合わせてビジネスアイデアを発想していく、 頭が柔らかく既成概念のない高校生の視点ならではのビジネスのアイデアがどんどん生まれました。
『本日体験したビジネス発想術を使って、是非関西ニュービジネス協議会が実施しているビジネスプランコンテスト「B-hack」に 応募してください』という言葉で授業を締めくくりました。 IMG_6828.JPG
ページTOPへ戻る