活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を10月9日(土)、奈良女子高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
今回の講師は、未来のチカラ育成委員会委員長 増尾朗氏。講義内容は下記のとおり。

1)シンギュラリティ―の時代・変化はチャンス 
既に様々な場面で活用されている【AI】により、予想以上に早く到来すると予測されるシンギュラリティ―の時代では、今までのあたりまえが、あたりまえではなくなります。今まであったものが、なくなる、ということです。
今まであったものがなくなるということは、新しい「モノ」や「サービス」が生まれるということです。
その"変化をチャンス!"だととらえることが起業家マインドです。
これは、成功している起業家が必ず持っているマインドです。
また、起業は自己実現のひとつであり、人生の選択肢のひとつと捉えることができます。

2)起業の実例紹介
・好きなことで起業する 
本田圭佑氏を紹介。自分の好きなサッカーをもっと広げたいとの思いで米国でサッカースクールの経営者となられましたが、現在はサッカーだけでなく、学びたい若者が何でも学べる場「13歳から18歳までの世界中の子供たちのための新しいオンラインスクール"NowDo"」を立ち上げています。サッカーだけに留まらない。それは、「志が進化した」ということです。

・地域を活かして起業する
徳島県上勝町の葉っぱ事業を紹介。 
これは、身の回りの資源とインターネットという環境を利用した起業が成功した例です。

・価値の違いで起業する
レシート買取事業"ONE"を紹介。
高校生が、自分にとっては不要なレシートが、ある企業にとっては情報として必要なものであることに気づいて、起業した例です。

3)「起業家に最も必要な力」とは
起業家に最も必要な力は、新しいことを発明する力ではありません。
「モノ」や「コト」に「価値」を見出す力=「価値を付加する力」です。
皆さんは変化の時代、チャンスがたくさんある時代にたまたま生まれました。
志を持ってこのチャンスを活かして、自分も幸せになって、周りの人も幸せになれる未来をつくることにチャレンジして欲しいと思います。 IMG-3646.jpg
ページTOPへ戻る