活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を7月16日(金)、神戸星城高校において実施いたしました。 「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
毎年神戸星城高校で、特進Sコース1年生の生徒に年間6回の授業を通じて"起業家マインド""起業"についてお教えしています。
2時間目の今回は、第1回の授業の宿題「企業調査シート」から数社を取り上げ企業理念やそれぞれの企業の特色について話し合いました。また、講師の谷岡副会長から、「シンギュラリティの時代に知っていてほしいこと」「起業とは何か」について説明しました。最後に、次回までの課題「ビジネスの種を見つける」が出されました。
内容は以下のとおり。 
1.「企業調査シート」から・・・「ええもんつくんなはれや」 ミズノ株式会社 水野利八
9歳で大垣から大阪に丁稚奉公に出てきたミズノ創業者・水野利八は、日露戦争で大病を患います。丈夫な体を取り戻すには、丈夫な体を持つスポーツ選手に話を聞くのが一番だと思い、スポーツ選手に次々と会いにいきました。すごい行動力です。そして、スポーツ用品に出会い、野球のボールやグローブを作るようになりました。それがミズノの始まりです。
職人が丹精込め良いものを作れば安売りしなくてよい、良いものを人が使うと、そこに、感動が生まれる。
水野利八の名言「ええもんつくんなはれや」は今もミズノに根付いています。
大病というピンチをチャンスに変えた行動力=起業家精神を見習いたいものです。
2.「人がAIに勝つには感動しかない!!」
無添くら寿司が導入している、熟練寿司職人の技術を学習した「TUNA SCOPE(ツナスコープ)」、今や藤井聡太以外は勝てないという将棋ロボットなど、ディープラーニングを行ったAIが増え、近い将来ルールを学習したAIが人間の知能を追い越す、「シンギュラリティ」の時代がやってきます。
受講生である高校生が社会で活躍する「シンギュラリティ」の時代では、AIに負けない力を持つことが大切です。AIに負けない力=感動です。『感動することを忘れず、感動を与える人間になる』という起業家マインドは、AIに負けない力、そのものです。
3.「起業とは、自分も周りの人々も幸せにすること」
「過去最高の金額 60兆8216億円! さて、なんの数字でしょう?」
答えは、2020年度の日本の税収。連日TVで不景気だ、という報道がされているのに、過去最高の税収だったなんて驚きです。税収が過去最高となった理由は、巣ごもり消費や、消費税が10%になったことなどだそうです。
税金というと、会社も儲かれば、税金を支払います。税金は、社会のために、人の幸せのために、タイムリーな例でいうと、ワクチンやオリンピックの運営などに使われます。
起業というと、お金儲けのイメージが強いですが、「お金を儲けると税金を支払う義務が発生する、支払った税金で周囲の人が幸せになる」のです。
起業を考える前に、「起業とは自分が幸せになって、周りの人々も幸せにすることだ」、ということを理解していただきたい。
4.「ビジネスの種」をみつける(宿題)
次の3時間目に向けて、「ビジネスの種」である不満や困りごと、もっと便利になればいいと思うことを見つける(書き出しておく)、という課題が出されました。
次回の授業では見つけてきた不満を解消し、それがどのようにビジネスに繋がるかをディスカッションすることとしました。
img_3917.jpg
ページTOPへ戻る