活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を10月14日(水)、神戸星城高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
昨年度から神戸星城高校で、特進Sコース1年生の生徒に年間6回の授業を通じて"起業家マインド""起業"についてお教えしています。 

5時間目として、4時間目の授業でグループワークとして考えた 「不満」をみつけよう』シートを基にした、ビジネスプランの発表を実施しました。
今回は、企業経営者である委員会メンバー2人と副校長に投資家役として参加頂き、生徒が考えたプランに投資をするという設定で評価してもらいました。
谷岡副会長から「ユニクロは2002年に野菜販売事業に取り組んだが、大失敗した。その事業を提案しプレゼンしたのは、現在GUの社長になった柚木治氏であった。失敗が良い経験になる良い例で、今日も失敗を恐れず気楽に発表して欲しい」と、失敗を経験することの大切さを伝えて授業が始まった。
まず、各会社名(グループ名)の社長(リーダー)が、自社のプランを発表。
各会社のプランは下記のとおり。
1)財布を忘れて、切符も自動販売機でも飲み物が買えなかった→切符をなくそう 切符レス 
2)雨の日濡れた傘を持っての通行が不便→ 傘の悩みを解決する
3)鍵を無くしてしまって家に入れなかった→スマートキー、忘れ防止アイテム
4)ギターの音がうるさい→音問題の解決
5)夏休みに図書館に行ったらいっぱいで利用できなかった→密を見える化 図書館の空き状況を知るアプリ 
中には未完成な部分もあったが、各会社がそれぞれのプランを失敗をおそれず、自信を持って発表しました。
結果、一番多くの投資を集めたのは、『鍵を無くしてしまって家に入れなかった』ことからアイデアを出した、『指輪型タッチキー』を発表した会社でした。谷岡副会長から、会社メンバーにボールペンがプレゼントされました。
最後に、「今までの授業で、起業というのは自分がお金持ちになるためや楽しいからやるものではなく、その先には多くの人を幸せにするという志が必要になってくる、ということを伝えてきましたが、今日の発表を聞いて、そのことを理解した上で取り組むことができていると感じました。ただ単にお金を儲けることを考えるのではなく、『役に立ちたい』、『自分も幸せになって周りの人も幸せにしたい』という想いが伝わってきた、よい発表でした」と谷岡副会長が感想を述べ、第5回目の授業は終了しました。
次回は、いよいよ第6回、最後の授業です。
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