活動レポート

ドラッカー研究会

 大阪ブロック(代表・大川真一郎NBK副会長)では、12月20日(金)に第14回目の「ドラッカー研究会」をポップタウン住道オペラハウス南館4Fで開催した。
 今回のテーマは「ドラッカーマネジメント総論」、ドラッカー哲学をどう生かすか、ドラッカーと日本について講師の岡田先生より講義いただいた。 内容の一部は以下のとおり。
 ドラッカー哲学をどう生かすかは、ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大に引き出す方法を発見することでもある。ドラッカーは18歳から40歳までの人生経験を基に、自身の著書の中で次の自己革新(自己実現)の7つの教訓を記している。①目標をもって行動する、②目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、③自分にとっての「完璧」のイメージを持つこと、④毎年新しいテーマを選び一つのことに集中する、⑤定期的に検証と反省を行う、⑥新たな仕事が要求するものを考える、⑦自分の強みが何か考える。 また、日本に好意的であったドラッカーは、「アメリカでは、安全保障が脅かされている時を除いて、最も重要なものは経済であるとされている。しかし、日本にとっては、最も重要なものは社会である。しかも、ここでも日本が一般的であってアメリカは例外である。」と著書「ネクスト・ソサエティー」の中で記述している。
 なお、講義終了後は同会場で懇親会を実施し、一年間の研究会の内容について意見交換を行った。次回の開催を期待しながら23年度ドラッカー研究会に区切りをつけた。これまでの多くの会員各位の聴講に感謝します。

1220京都ブロック例会
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