活動レポート

大阪ブロック例会

 40年間菓子一筋に事業を営む「吉寿屋」。激しい競争が繰り広げられる菓子業界にあって、創業以来の黒字経営、業界トップの経常利益率を誇る神吉会長の講演は受講者に感銘を与えた。
大阪ブロック長の経営するショッピングセンター「オペラパーク」にもテナントとして南館1Fに「よしや」は入店し、前テナントの600%の売上を上げている。そ こで社員も受講を希望していたが、定員オ-バ-で残念ながら聴講出来なかった。
 高収益の要因として、いろいろ実践されている中でトップが「早起き」である事が挙げられる。神吉会長は6時には出勤されているし、社長は4時過ぎに出社されている。朝の早いスタ-トで、他社が仕事を始めようとする時には既に第1回目の配送を朝の交通渋滞が始まる前に終わっているのだから、確実に一歩先んじている。当然帰りも早く、夕食は家族みんなでというのが会長の願いで、社員の幸せを第一に考えているので、家族の応援や協力も得られ、社員の活力にも繋がっているわけである。朝は外乱も少なく、頭もすっきりしていて、集中出来るので、夜の2~3倍仕事もはかどる。会長は受講者に一番身近な方に手紙を書くようにと云われ皆さんに封筒と綺麗な絵ハガキを配った。例えば奥さんに書かれる方は「いつも食事を作ってくれて有難う」「いつも笑顔でいてくれてありがとう」等。帰宅したら必ず手渡して下さいと云われた。こういう心遣いが社員の皆さんにも伝わり、愛社精神も育まれ収益に繋がっているのだと思った。

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