活動レポート

起業の鉄則研究会

 平成22年1月16日(土)15時から甲南アセット大開ビル別館5階会議室にて講師ともで24名が参加し、本年度第9回目の企業の鉄則研究会が開催された。
 平成16年5月8日(土)にスタートした本研究会も、当時JR神戸駅前での会場から現在の大開ビルへと移り毎月原則として第2土曜日の15時から何回かの休会があったものの、常時20~25名前後の参加のもと和やかな雰囲気の中で研究会が続けられてきた。
 塾長のチケット販売の歴史から始まり、本年初会は公認会計士の中村 政温氏を講師に講義、討論、懇親会が持たれた。

「会計力アップで-儲かる会社をつくろう」 中村公認会計士事務所・所長:中村 政温氏
 会計を今回のテーマとした経緯(趣旨)を説明の後、
1、会計数値は企業におけるコックピットの計器である。
経営者がビジネスにおける意思決定上での重要な役割を果たすものでなくてはならない。
現状の経営数値の改善にどのような改善を行うかを考える力である。
 2、会計は、利害関係者(ステイク・ホルダー)によって異なる役割を果たす。
① 会社の通知簿としての財務会計―法的規制がある
② 儲けるための仕組・経営内部情報としての管理会計―目的・用途により各種手法として
 3、決算書の仕組みの概要
 4、現状の会社の損益構造の見方―CVP分析、他社との比較
 5、部門別損益計算
 6、儲かる会社を作るために
①定期的な決算カウンセリング
②経営計画書の策定
 7、儲かっている会社とは
企業価値の考え方について
決算書の見方
 等々について実務者としての解説がなされ、活発な質疑応答がされた。
 終了後、近くの料理屋「雄司」において今年最初の会合でもあり、歓談の一時がもたれた。

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