活動レポート

NBK二世塾 第五回

 第5回:2月17日(木) 大阪府八尾市 三起商行(株) 社長 木村皓一氏(NBK理事)

 社長講話に先立ちNBK二世塾代表世話人長谷川恵一氏より開催の挨拶。今回でNBK二世塾は終了となるが、参加者の高い評価を得ており、今年秋より引き続き開催する旨の案内があった。

木村社長の講話:
 子供服の研究を始めてみると東京には子供服のブランド商品があったが関西には無かった。
 サンプルを携え九州一円を廻るが取引してくれる店は一軒も無かった。それは押し売りであったと気づく。何かお手伝いすることはないかという方向に転換。小倉でそれがやっと受け入れられ、全て買い取ってもらうことが出来た。当時八尾市周辺には縫製工場が多く、女性行員も多かったが、結婚後は家庭に入ってしまうケースが大半であった。アイデアとして、それらの女性の活用と、商社、問屋を通さない商売を考えた。その後、売上げは順調に伸びたが、個人での限界を感じ、初めて学卒社員5名を採用。これにより従業員を一生面倒見なければならないとの責任を強く感じた。社員が胸を張れる会社にする義務があると。ミキハウスがセキスイハウスとまちがえられては困る。そのためにスポーツへの貢献がある。

吉川先生の講義:
 これまで聴いてきた創業社長の講話で、参加者が感じた感動、持って帰りたいキーワードは何かを各自2分間発表させた後、創業者には絶えず学び続ける力があることや成功、挫折、気づき、発見、それは全て人間力に尽きると結論付けた。

修了証書授与式:
 井植NBK会長から3回以上出席(5回開催)した14名に授与された。
 出席者の真摯な受講態度に大変感動したこと、創業経営者は言うに言われぬ苦労の末、今があるのだとの会長の言葉があった。

 その後懇親会に移り、社長への活発な質問があり19時30分閉会とした。

NBK事務局より。
 冒頭の長谷川代表世話人の挨拶にもございます通り、NBK二世塾は皆様の要望を盛り込んだ内容で今秋再開の予定です。スケジュールが決まり次第ご案内申し上げますので、皆様方のご参加をお待ちしております。

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