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お知らせ

年頭のごあいさつ

公益社団法人関西ニュービジネス協議会 会長 小松 範行 

2DSC_2816.jpg 2023年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。また、関西ニュービジネス協議会の活動に対しご理解とご支援を頂き心より御礼申し上げます。

コロナ禍となり3年が経過し、経済社会活動の制限はほぼ解消され、アフターコロナへの移行が想定されます。全国旅行支援の実施や水際対策の緩和による観光需要の喚起が期待されるなど一部で明るい兆しが見えるようになりました。しかしながら一方で国際情勢の緊迫化や原油・原材料・食糧価格高、円安等による物価高騰により、日本経済の屋台骨として地域経済を支え雇用確保を担っている中小企業には厳しい業況となっています。外部環境が激変する中、活躍し続けるには、企業にも個人にも変化対応力を高めることが求められます。そして、変化する時代と共に自ら変わり成長し続ける自己変革力を発揮して、新しい価値を生み出していくことに積極果敢に挑戦することが不可欠となります。

公益法人として2年目を迎える本年、当協議会は新価値創造のため、以下の3つのキーワードのもと、積極果敢に様々な取り組みを行ってまいります。
一つ目は、『起業家のマインドを持った若い人材の育成』です。 学校や自治体と連携した「起業家教育プログラム~16歳からの起業塾」の実施により、未来に夢や希望を描き、次世代を生き抜く思考や行動様式、挑戦するマインドを持つ「未来の担い手」の育成に取り組みます。
二つ目は、『ベンチャー企業の支援』です。 表彰事業「関西NBCニュービジネスアワード」「Connect! In Kobe」の実施等を通して大企業、ベンチャー、ベンチャーキャピタル、起業家予備軍の競争・連携を促進し、「斬新で実現可能な"おもしろい"ニュービジネス・ベンチャーの創出」に取り組みます。
三つ目は、『会員自らのニュービジネス創出促進』です。 「関西NBCフェスタ」や「日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)との連携」を通じ、関西地域のみならず、全国各地で活動する経済団体としてのスケールメリットを最大限に生かし、会員企業間の情報交流による連携・共創を行っていきます。それにより、ビジネスチャンスの拡大、ニュービジネスの創出を可能とし、会員活動の意義を感じることのできる団体として価値を高めて参ります。

本年はこれらの取り組みに全力を挙げ、ロマン溢れる最高のブランド価値を持つ関西、日本の未来のために貢献してまいります。当協議会への御理解と御協力をお願いするとともに、皆様の御多幸と御健勝を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
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