値段は変わらないのに量が少し減っていたり、
セット内容がひっそり変わっていたり...。
これが世に言う「ステルス値上げ」なのだと実感します。
お店側の苦労も理解しつつ、
毎日の積み重ねとなると、じわりと効いてくるものです。
とはいえ、この「ちょっとした違和感」こそ、
ビジネスのヒントになるのではないかとも思います。
誰かがほんの少し物足りなさを感じるポイントに、
「小さな価値」を積み重ねる余地があるからです。
例えば、量が減った代わりに食材を一つだけワンランク上げてみる、
あるいは接客を丁寧にする−−
そんな工夫だけでも、同じ値段で「満足度100%以上」を
実現できるはずです。
私が通うお店の多くも、多少の値上げや量の変化があっても、
店主の笑顔や季節の食材で
毎回のランチに満足感を与えてくれます。
だからこそ、自然と足が向くのだと思います。
年末のあわただしい12月、
ランチの時間にそっとビジネスのヒントを探すのも悪くありません。
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