活動レポート

次世代人材育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

次世代人材育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を10月7日(水)、神戸星城高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
今年度神戸星城高校において年間を通してで行っているプログラム。
今回はクラウドファンディング資金調達額の最高記録を樹立された電動バイク「glafitバイク」の販売を手掛けるglafit株式会社 代表取締役CEOの鳴海禎造氏(NBK会員)を講師に、起業家講演会をおこないました。
鳴海氏は開発中の立ち乗り電動スクーター「X-SCOOTER LOM」で登場 glafitバイク、モックアップ含む3台の実機を持参いただき、生徒だけでなく、先生たちも興味津々でした。
講演内容は以下のとおり。

テーマ: 「落ちこぼれの学生がCF日本一になるまで」

(1)自分の"欲しい"を解決するために,儲かりそうなことを探して事業開始
インターネットの無い高校時代にお小遣いがほしくて、雑誌を利用して服の売買をすることから事業を始めた。大学に入ってPCの組み立てに興味を持ち、自分が欲しいなら他にも欲しい人がいるのではないかと考え、組み立て代行を商売にした。インターネットが普及し、ヤフーオークションが出来ると、そのころ好きだった車の部品の売買をした。
(2)常に挑戦と失敗の繰り返し
日本国内では限界があると考え、海外に向けて英語でサイトを作ると反響が大きく、好調に売れていたが、リーマンショックで円高になり輸出が困難になった。そこで、輸出がだめなら輸入だと思い、中国に行った。あらゆるものの物価が安い事を知り、中国から輸入、日本で販売してV字回復した。時代にも恵まれたのか儲けることはできたが、常に挑戦と失敗の繰り返しであった。
(3)転機
そんな時、「打倒NTT」でビジネスフォンというベンチャー事業を作り出した、日本のベンチャー第一人者、大久保秀夫氏の著書を読み、大久保氏に弟子入りをした。約3年間、【理念・社是・100年ビジョンの重要性】【バランスのとれたビジネスモデルの重要性】【社長も社員も、明(明るく)・元(元気に)・素(素直に)であること】、といった"経営の本質"をたたきこまれた。
(4)理念・社是・100年ビジョンを掲げ、CF日本一に
大久保氏に学んだあと、当社の「理念・社是・100年ビジョン」を定めた。理念は「私たちは『驚き・感動・笑顔をベースに、社員と家族・お客様と社会に貢献し続ける企業を目指します」、社是は「乗り物を通じて、世界中の人々に、驚きと感動と笑顔をお届けする」、100年ビジョンは「日本を代表する次世代乗り物メーカーになる」。
100年ビジョンに則り、"乗物メーカー"を目指し、「EVバイク」「クラウドファンディング」「和歌山」をポイントに、ハイブリッドバイクの開発を始めた。最悪のリスクは、「作ったはいいけど売れないこと」だと思い、「クラウドファンディング」で世の中に商品の良しあしを問うたところ、日本一の資金調達に成功した。
(5)高校生の皆さんへ
「失敗を恐れず、それを乗り越えていく力を持つ。失敗の連続だから誇れることもある」
「知識だけでなく、自分自身の経験の積み上げが重要。大事なときの決断は、その経験がないと出来ない」
「自分自身がしっかり決断していくために、どういう方向に向かっていくかというビジョンを持ち、そこに向かっていく過程での失敗や成功はたくさん経験する」
「今、自分にあるもの、目につくもの、感じていることをどう捉えるかが重要であり、何も賢い人間や世渡り上手な人間が成功するのではない。物の見方一つで成功することは可能である」 IMG_6725.JPG
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