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マーク小(社)関西ニュービジネス協議会

NBK18年度活動報告
■ニュービジネスネットワーク委員会
  
(代表世話人:大川真一郎常任理事)

「起業のススメ研究会」(リーダー:若江 宏理事)
ゲスト講師:「夢の街創造委員会株式会社 代表取締役 中村利江(りえ)氏」

 起業のススメ研究会は、関西を代表する企業経営者に起業の原点「志(ミッション)」と「夢(ビジョン)」をテーマとしてお聞ききし、関西活性化のための起業家人材の育成を図るものです。
 今回は関西大学の商学部創設100周年記念事業とのタイアップ企画として、5月20日(土)、関西大学の「BIGホール100」にて開催された。当日は、多くの起業を志す学生や、ビジネスマン、実際の企業家を中心に300名近い参加者を集めた。
 ゲスト講師は今回、大証ヘラクレスへの上場も決まり、今や急成長の「夢の街創造委員会株式会社」の代表取締役 中村利江(りえ)氏。氏に今日までの足跡や、企業経営の原点となる「志(ミッション)」「夢(ビジョン)」についてお聞きした。
 学生時代に起業を志し、モーニングコールの会社を仲間と立ち上げたり、リクルート時代に様々な事業ノウハウを吸収したり、現在の事業につながる"ほっかほっか亭"本部の「ハークスレイ」では子育てをしながら働いた苦労話など、等身大で語られる中村社長の言葉に参加者全員が魅了された。
 また、自身の経験から事業計画書作成のポイントや、資金獲得のノウハウ等もご伝授いただき、起業を志す者にとっては非常に貴重なアドバイスとなった。
 質疑応答では、学生ベンチャーの立ち上げを計画している学生等から、実際の企業運営に関する質問や、事業戦略の立て方について突っ込んだ質問があった。中村社長自身が関西大学のご出身ということもあり、非常に親身に、丁寧に学生たちの質問にお答えになっていたのが印象的であった。
 講演終了後には中村社長のもとに直接お話をしたいという学生や起業家が多く詰め掛け、名刺交換や質問攻めがいつまでも続いた。 中村社長の後輩起業家たちに対する思いやりが滲み出た、大変、内容のある研究会となった。今回の開催においては関西大学商学部の鶴田学部長、及び本研究会のコーディネーターをお願いしている川上智子助教授に多大なご尽力を頂きました。厚くお礼申し上げます。