女性会員の集いでは、4月21日(金)、23名の参加を得て、本年2月に東証1部に上場した岩井証券（株）の沖津嘉昭社長を講師に迎え、標記講演会を岩井証券本社会議室をお借りして開催した。会場は大阪証券取引所ビルの最上部にあり、素晴らしい眺望を楽しみながら、沖津社長のユーモア溢れるお話を伺った。なお、平素は何かと御指導を戴いている近畿経済産業局からも5名ご臨席願った。
　沖津社長は、社長就任以来、『全員参加型経営』により、風通しの良い社風を作り上げてきた。 また、コールセンター取引やネット取引などのオンライン取引に力を入れ、対面取引も含めた「営業形態の多チャンネル化」で顧客を集めている。コールセンターやネット取引のサポートセンターを全国11カ所に設置し、オンライン取引の顧客でも近くのセンターを訪問して相談することができるようにしている。この「非対面取引の地域密着化」と名付けたシステムによって、きめ細かいサービスを提供し、好評を得ている。
　講演後は、セミナー「ネット取引の利点と落とし穴」を開催、池田均インターネット取引センター長より初心者向けにわかりやすくご説明頂いた。
　その後、「スカイ・トレーディングセンター」を見学、ブルーを基調にデザインされた室内は、まるで天空に浮かんでいるような雰囲気で、また、窓からは大阪市内を一望でき、参加者からは歓声があがった。
　5時からの懇親会では、美しい夕暮れをバックに、沖津社長と参加者の話もはずみ、大変内容の濃い委員会となった。