一般社団法人関西ニュービジネス協議会
会長 小松 範行
21世紀の関西、日本の活力を支える柱となるニュービジネスの創出と、支援に向け、NBKは新たに生まれ変わりました。
安倍内閣が掲げる日本の経済力復権の柱となる三本の矢。 三本目の矢である「成長戦略」の骨幹には「イノベーション」と「ベンチャーの創出」が挙げられています。
そして過去から積み重ねられた技術力・ノウハウという英知と、 新しい価値を創造するという英断の融合があってこそ生まれるこれらの日本再興戦略の実践は、
まさに我々の目指す創始以来の担いであり精神そのものであります。
一方、東京一極集中の流れは加速度的に進んでおり、有形無形の資本・資産のみならず、 この再興戦略の何よりの力の源である「人材」までもが急速に関西から離れつつある現状を考えると、
ここ関西において「国家戦略の達成などに注力している余裕もない」という会員企業が少なくないことにも 目を向けなければならない状況であります。
人が集まるところに富が生まれ、富が生まれるところに人が集まるのは過去から変わらぬ経済の原理。
我々関西ニュービジネス協議会としても、「イノベーション」や「ベンチャー」という言葉だけを追い求めるのではなく、 何よりすべての原点である人材が集まる拠点として、この関西を活気ある土壌にすることから、
「関西はおもろい」と日本中から若い人材が集まるような地域にすることから再スタートして参りたいと考えております。 (2014年6月
記)
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