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近畿経済産業局長 年頭所感

年頭所感

近畿経済産業局長 森 清
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平成31年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年、関西地域の経済は、生産や消費が好調に推移し、緩やかな改善が続きました。一方で、大阪北部地震や相次いだ台風上陸などの自然災害に見舞われた一年ともなりました。

昨年11月に2025年国際博覧会の開催が決まりました。本年6月にはG20サミット、秋のラグビーワールドカップ、さらには2021年ワールドマスターズゲームズと世界から注目を集めるビックイベントが目白押しです。これから数年間は、関西が益々元気になる絶好の機会だと言えるでしょう。関西一円2府5県の至る所で、様々なベンチャー企業や中堅・中小企業が活躍され、各地でイノベーションが湧出することが大いに期待されます。

近畿経済産業局では、万博などの開催を契機として、関西地域の経済社会が様々な形で発展するべく、本年は特に以下の3つのキーワードで事業に取り組みます。
一つ目は、若者や女性の活躍です。
全国で若者の首都圏への流出が大きな課題となっており、関西も例外ではありません。「関西の大学卒業後の学生を如何に関西に引き留めるか。女性が如何に関西で活躍できるか。」が非常に大きな課題です。
近畿経済産業局では、「関西ベンチャーサポーターズ会議」の枠組みを充実させ、関係機関と連携し、現在若者を中心に関西で1,000社以上が活動しておられるベンチャー企業がより成長し、更にベンチャー企業の創出が誘発されるようなエコシステムの構築を進めます。また、「LED関西」など女性起業家成長支援やベンチャー型事業承継の普及、中堅・中小企業と学生とのジョブマッチングなど若者や女性の活躍を応援します。住環境や通勤環境に優れた関西の魅力を域内外へ発信し、海外や首都圏からの起業や投資の呼び込みに努めます。

二つ目は、中堅・中小企業の更なる活躍です。
関西には特色ある優れた中堅・中小企業が多数存在し、地域経済を支えておられます。
近畿経済産業局では、ロボット、ヘルスケア、航空機、新素材、水素など今後成長が期待される産業クラスター群の形成や、地域未来関連施策の活用により、地域経済の牽引役を担う企業の支援を強化します。また、大規模自然災害への対応力強化、消費税や下請対策、人材の不足、事業承継、サイバーセキュリティといった中小企業の喫緊の課題に機敏に対応し、地域中小企業の皆様の活力向上を促します。

三つ目は、更なるグローバル化です。
「持続可能な開発目標(SDGs)」のコンセプトは2025年万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」と軌を一にするものです。
近畿経済産業局では、SDGsのコンセプトの普及と環境エネルギー分野を始めとした成長分野における関西企業の海外展開の支援を積極化させます。また、各地に眠る様々な地域資源の魅力に着目し、その海外との接点の拡大を図ります。海外、とりわけアジアとの結びつきを強化し、関西のグローバル化に向けた取組を進めます。

近畿経済産業局の全職員が「がんばる企業応援隊」となって、年間1,000社を訪問し、中堅・中小企業の実態を把握します。また、関西企業の課題や今後の方向性、さらには魅力的な関西のビジネス環境を「関西企業フロントライン」として発信します。

本年はこれらの取組に全力をあげ、関西経済の更なる活性化を目指します。
結びに、経済産業行政への御理解と御協力をお願いするとともに、皆様の御多幸と御健勝を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

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