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年頭のごあいさつ

一般社団法人 関西ニュービジネス協議会 会長 小松 範行komatsu.jpg

 あけましておめでとうございます。 平成29年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。また当協議会の活動に対するご理解とご支援を頂き心から御礼申し上げます。

 さて昨年、11月10日に関西ニュービジネス協議会(NBK)の一大イベントである「NBKフェスタ2016」をグランフロント大阪で開催いたしました。 本年度は会場を基調講演から交流パーティまで、従来のホテルやカンファレンスルームなどではないライブスペースとしました。スーパープレゼンテーションとして、株式会社タニタの谷田大輔前社長にご講演いただきました。先代から引き継いだ3期連続の赤字会社を「選択と集中」をキーワードとする経営方針によりヘルスメーター世界一のトップ企業へ導き、さらに大ヒットとなったタニタ食堂を生み出したリーダーシップについて語っていただきました。

 またNBKニュービジネスアワードは本年度、アントレプレナー部門とビジネスプラン部門の二つの部門に分けました。フェスタ開催日にそれぞれの部門賞受賞者によるプレゼンテーションを実施し参加者による投票を行った結果、アントレプレナー部門より選出のグランプリには株式会社レポハピ(大阪府)の「地域ショップ集客のSNSプロモーション支援事業」が選ばれ、盾と賞金100万円及び近畿経済産業局長賞の賞状が授与されました。また、ビジネスプラン部門の最優秀賞にはWong Lawrence氏の「低価格MR(複合現実)デバイスの開発販売」が選ばれ、盾と賞金10万円が贈られました。昨年は正会員にだけ渡していた投票券を参加者全員に配ることにより、昨年よりプレゼンする側もプレゼンを聞く側も力が入り大変盛り上がったと感じています。

 また設立25周年事業としての意味合いも兼ね、フェスタ(祭典)らしく交流会ではライブ演奏やダンスショーなどを行い、有意義なものとなりました。

 その他、28年度の大きな方針としてブロックという関西広域の特性は保ちながら、事業委員会を発足し活動を進めてまいりました。本年も「女性起業家」「学生起業家」の育成に力を入れ、この2つで実績・成果を上げたいと考えます。

NBK設立当時はニュービジネス支援の団体は「NBKしかない」状態でしたが、今は多くの同様の団体があり、「NBKもある」という状態です。他の団体と同じことをしていても、ニュービジネス支援の効果はでません。NBKとして地域ニュービジネス育成・地域経済発展のための効果ある活動をしていくため、引き続きみなさまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 最後に本年がみなさまにとって素晴らしい飛躍の年となることを祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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